市立幼稚園の閉園方針に反対する団体が７月１４日、千葉県佐倉市に対し、街頭などで集めた方針の撤回を求める署名を提出しました。
「佐倉市立幼稚園の閉園方針見直しを望む会」の森本代表らは１４日、佐倉市役所を訪れ、市教育委員会の緑川教育部長に、街頭とオンラインで集めた３４８筆の署名を手渡しました。
森本代表は「署名は、保護者に留まらない。市民の声だ」と述べ市全体の問題として園児の保護者らに限定せず、希望する全ての市民が参加できる説明会の開催を求めました。
これに対し、緑川教育部長は、７月１９日の教育委員会会議で２０２４年３月末に佐倉市立幼稚園を閉園とする方針を正式に決めた上で、最終的に閉園するかどうかは、市議会で条例の改正案を可決する必要があると説明しました。
