生成AIの一つ、「チャットGPT」を千葉県内の自治体で初めて本格導入した松戸市は7月14日、チャットGPTを業務に活用するため、職員向けの研修会を行いました。
松戸市で14日、市職員向けにチャットGPTの研修会が行われ、各課の代表者ら約200人が出席しました。
松戸市では業務の効率化を目的に7月7日から一部の部署でチャットGPTを取り入れていて、14日以降順次、他の部署でも活用を始めます。
チャットGPTの本格導入は、県内の自治体で初めてです。
研修は、活用するメリットや、市が策定したガイドラインの理解を深めるために実施されたもので、利用にあたっては「個人情報を入力しない」といった注意事項などが説明されました。
これに対し、職員からは問題があった場合の報告の基準やセキュリティについてなど、リスクに関する質問が挙がっていました。
受講した職員は―
「企業が取り入れるなか、自治体も取り残されないよう積極的にやらなくてはいけないと強く感じた」
「早速使いたいと思ったのが率直な感想。いろいろな問題に抵触する可能性もあるので、そこはやはり補助的なツールという扱いで、ちゃんとダブルチェックで対応していきたい」