ブランチにおすすめ!身体の疲れをとる「夏野菜たっぷり豚しゃぶ」

おはようございます。野菜料理家 やのくにこです。

急に暑くなったり、豪雨が起きたりして、気温や湿度の変化に体がついていけず、スッキリしない毎日が続いている…そんな方が多いのではないでしょうか。

野菜や果物には「体調調節機能」という役割があり、ビタミン・ミネラルが体の巡りをよくしてくれる、と前回の記事でお伝えしました。そのビタミンの中で、特に体のだるさを回復してくれるのがビタミンB1です。

実はこのビタミンB1は豚肉にたっぷり含まれていて、その量は牛肉の10倍~20倍になります。

今回は、体の巡りをよくする野菜、そして、だるさ解消効果が期待できる豚肉をたっぷり食べられる、ブランチにおすすめの「夏野菜たっぷり豚しゃぶ」をご紹介します。

ブランチにおすすめ!身体の疲れをとる「夏野菜たっぷり豚しゃぶ」

材料(2人分)

  • 豚ロースしゃぶしゃぶ用 180g
  • トマト 180g
  • ナス 180g
  • 青しそ 5枚
  • 白ごま 小さじ1
  • (A)ポン酢 大さじ2
  • (A)麺つゆ(2倍濃縮) 大さじ1
  • (A)すりおろし生姜 小さじ1
  • オリーブオイル 大さじ1

作り方

1) トマトは小さめに角切りにしてボウルに入れ、(A)を加え混ぜておく。

2) ナスは縦に半分に切って、皮目に2㎜間隔程度に切れ目を入れる。さらに縦に半分に切って、5cm幅に切る。

3) フライパンにオリーブオイルを入れ、皮目を下にして中火で3分焼く。

裏返して2分焼き、皿の淵に盛り付ける。

4) (3)のフライパンを洗わず、水を半分程度加え、沸騰させて火を止める。豚肉しゃぶしゃぶ用を半量入れ、菜箸で1枚づつ揺らして肉の色が変わったら1枚づつザルにあげる。

5) 再び沸騰させて火を止めて、残りの肉を入れて同じように、肉の色が変わったらザルに置いて水気を切る。

6) (1)のボウルに肉を加え混ぜたら、ナスを盛りつけた皿の真ん中に肉を盛り付け、その上にトマトとつけ汁を全てかける。大葉の千切りをのせ、白ごまをかける。

ポイント

  • 豚肉は加熱しすぎるとパサついて美味しくないので、沸騰した湯の火を止め、余熱で火を通すのがおすすめです。
  • 肉の色がピンク色の状態ではなく、しっかりと色が変わってからザルにあげてください。これが美味しくなるポイントです。
  • ナスを焼いたフライパンは洗わなくて使えますので、時短&節水で、汚れものを増やさずに作れます。
  • ナスは味付けはしないで焼いただけですが、ポン酢と麺つゆに漬けたトマトの旨味成分が染みて美味しくなります。

我が家では夏になると、週一で食卓に上るおかずです。

ナスの代わりにレタスを敷いてもっと手軽に作ったり、タレにミョウガを加えて香味野菜を増やしたりと色々アレンジできます。

休日など遅く起きた朝は、疲れを取る1品を作って、しっかりと食べてください!美味しいのでやみつきになりますよ。

次回は、野菜をおいしく保存できる「夏野菜のピクルス」をご紹介します。どうぞお楽しみに。

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