ルイス・エンリケ、PSG監督として初インタビューに応じる

写真:PSGを率いることになったL・エンリケがインタビューに応えた ©Getty Images

パリ・サンジェルマンと契約を結んだルイス・エンリケ新監督が、クラブ公式メディアでのインタビューに答えた。

PSGでの新しいキャリアがスタートしたことについて、ルイス・エンリケ監督は次のように喜びを語った。

「非常にうれしいし、誇らしく思う。新しい環境に挑むということは、居心地の良い環境から一歩踏み出すことを意味する。新しい国、新しい街、新しい選手たち、ともに歩む新しい仲間、そして新しいチーム。すべてが自分のモチベーションになっている。たくさんの新しいことに直面しているが、私は非常にポジティブに捉えているし、新しいスタートを切るのが本当に楽しみだ」

指揮官としてのスタイルについては、次のように自己分析している。

「私が率いるチームを見たことがある人なら、私の考えを少しは理解してくれていると思う。私は間違いなく攻撃志向の強いコーチだ。私とスタッフたちは、試合開始からボールを持ってプレーするチーム、守勢に回らず攻撃を仕掛けるチームを望んでいる。ファンに選手たちのプレーを楽しんでほしいし、選手にはPSGというクラブを代表するということを楽しんでほしい」

これから本格的に指導していくPSGの選手たちについては「みんな素晴らしい」と評し、多国籍の選手がいるチームを率いることについては「チャンスだと思っている」という。

「これだけのポテンシャルを秘めたクラブのロッカールームには、5、6カ国の国籍の人間がいるのが当たり前のことであり、3、4か国語を話せなければならない。複数言語でのコミュニケーションは現代サッカーの一部であり、ごく当たり前のことだ。私はそのことをチャンスだと考えている。フランス語の習得は一刻も早く取り組みたいことだが、イタリア語や英語、スペイン語でもコミュニケーションを取りたい。いずれにしても、フランスやパリに来る外国人にとって、フランス語の習得は非常に重要なことだ」

そしてPSGのファンに向けては、次のようなメッセージを送った。

「皆さんに誇りを感じてほしいし、選手たちがハードワークし、戦い、素晴らしいフットボールをし、何よりもすべての試合で勝ち点を得るために引き下がらずに戦う姿勢を感じてほしい。それが指揮官として皆さんに保証できることだ。うまくいくかどうかは分からないし、結果は予想できないが、それができると確信している。皆さんにはぜひ楽しんでほしい」

© 株式会社SPOTV JAPAN