自転車の盗難被害防止 宇都宮文星女子高校がオリオン通りで呼びかけ

自転車の盗難被害を防止しようと、宇都宮市内で10日、高校生が警察と一緒に広報活動に取り組みました。

宇都宮市にあるオリオン通りで自転車盗難防止の活動をしたのは、宇都宮文星女子高校の生徒5人です。

宇都宮文星女子高校は今年の5月に「自転車盗難被害防止モデル校」に指定されていて、自転車盗難の被害を防止するために宇都宮中央警察署と連携しています。

10日は、自転車を駐輪するときに鍵をふたつかけるダブルロックを呼びかけ、オリオン通りを自転車に乗って走っている人たちに、ワイヤーロックおよそ120個を手渡ししました。

警察によりますと、去年1年間に県内であった自転車の盗難件数は1028件で、半数以上は自転車に鍵をかけていなかったということです。

また、栃木県内の自転車の盗難件数は、去年の同じ時期より310件増えているといいます。

宇都宮市内だけでも6月末までで283件の自転車の盗難が発生していて、特に駅の周辺に駐輪している高校生の自転車が狙われるケースが多いため、警察は注意を呼びかけています。

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