リーグ14戦未勝利で最下位に沈むJ1湘南は16日、ホーム福岡戦を迎える。自信喪失が結果に直結する悪循環を断ち切ろうと、MF山田直輝（33）は「湘南の良さ、初心を思い出してぶつかっていくことが必要」と強調。4月1日のG大阪戦を最後に遠ざかる白星をつかみ取り、立て直しの中断期間を迎えたい。
流れは決して悪くない。前節・柏戦は終了間際にDF大野が劇的な同点弾。残留を争うライバルと勝ち点1を分け合い、12日の天皇杯・岡山戦は2─0で久々の勝利を味わった。
「レイソル戦が終わった時から『この勝ち点を生かすのは次の試合』とみんなで話している。良い雰囲気で臨めると思う」と山田。好転の兆しはつかんでいる。
