ユナイテッドは浦和GK鈴木彩艶に本気? バックアッパーの候補3人のうちの1人と報道…現在は個人合意を目指す状況か

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

マンチェスター・ユナイテッドは、やはり浦和レッズのU-20日本代表GK鈴木彩艶(20)の獲得を目指しているようだ。

今夏突如として湧いて出た鈴木へのビッグクラブからの関心。ユナイテッドは、正守護神を長年務めてきた元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアと決別。新シーズンに向けてGKの補強に動いている。

インテルの元カメルーン代表GKアンドレ・オナナの獲得が近づいている中、バックアッパーの補強にも動いており、その候補が鈴木だという。

浦和でもポジションが確保できておらず、大きな実績はまだない鈴木。今シーズンもJ1での出場はなく、YBCルヴァンカップで5試合、天皇杯で1試合の出場に終わっているが、ユナイテッドはどうやら本気の模様。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も続報を伝えた。

ロマーノ氏によれば、「マンチェスター・ユナイテッドはザイオンスズキとの契約に取り組んでいる」とのこと。「日本のGKはバックアップのGKとして3つの選択肢のうちの1つであり、現在は選手側との交渉が行われている」と伝え、実際に話が届いているという。

ただ、前述の通りまずは正守護神候補であるオナナに注力しており、「ユナイテッドはアンドレ・オナナとの契約完了に向けて忙しく、浦和レッズとはまだ交渉が行われていない」とのこと。クラブ間の話し合いや具体的なオファーはまだ出ていないようだ。

高い身体能力を誇り、今後の日本代表入りも期待される鈴木。控えという立場は移籍しても変わらなそうだが、どういった決断を下すのか注目が集まる。

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