このブルドッグのような見た目をした車両は、100年以上の歴史があるケーブルカーで使用されています。
（1）このケーブルカーと関係の深い遊園地の名前は？
（2）このケーブルカーで最近リニューアル工事を行った駅の名前は？
【ヒント】
ケーブルカーは2つの路線に分かれており、山頂へ向かう方の終点に（1）の遊園地があります。（2）はある有名なお寺へのアクセス駅です。
解答と解説
【答え】
（１）生駒山上遊園地（いこまさんじょうゆうえんち）
（２）宝山寺駅
近鉄生駒ケーブルは1918年に開業。鳥居前駅〜宝山寺駅間で開業。現在は生駒山上遊園地へ向かう山上線と、宝山寺への足となっている宝山寺線の2路線に分かれており、宝山寺駅はこの2路線の乗換駅です。ちなみに写真のケーブルカーは「ブル」という名前で、三毛猫のようなデザインの「ミケ」という車両もあります。
生駒山上遊園地は山上線とともに1929年に開園。現在は近鉄の子会社である近鉄レジャーサービスが所有しており、日本最古の「飛行塔」などで有名です。飛行塔は生駒ケーブルと共に土木学会選奨土木遺産に認定されています。
宝山寺駅は2023年1月から「昔懐かしい駅や喫茶店を連想させるような和洋折衷のデザイン」をコンセプトにリニューアル工事が始まり、ギャラリースペースの設置、構内塗装、案内看板の整備などが行われました。
（写真：PIXTA 出題：鉄道チャンネル編集部）
