メッツが延長10回サヨナラ ドジャース3連戦の被スイープを回避

【ドジャース1-2xメッツ】延長10回タイブレーク@シティ・フィールド

ドジャースとメッツによる3連戦の最終戦は1対1の同点のまま延長タイブレークに突入し、メッツは4番手のデービッド・ロバートソンが10回表のドジャースの攻撃を無失点に抑えると、10回裏先頭のルイス・ギヨーメが一塁線を破る二塁打を放ち、2対1でサヨナラ勝ち。先発のマックス・シャーザーの好投をなんとか勝利につなげ、ドジャース3連戦の被スイープを回避した。2イニングを無失点に抑えたロバートソンは4勝目(2敗)をマーク。ドジャース7番手のニック・ロバートソンにメジャー初黒星(0勝)が記録された。

ドジャースが新人ボビー・ミラー、メッツがベテランのシャーザーの先発で始まった一戦は、メッツが5回裏に一死満塁のチャンスを迎え、ブランドン・ニモの内野ゴロの間に1点を先制。シャーザーはドジャース打線にほとんど付け入るスキを与えず、7回97球を投げて被安打1、奪三振6、与四球3、無失点の好投を見せた。しかし、2番手のトレバー・ゴットがリードを守れず、8回表に一死1・3塁のピンチを招いてムーキー・ベッツに同点タイムリーを献上。メッツは9回裏二死2塁のサヨナラ機を生かせず、試合は1対1の同点のまま延長タイブレークに突入した。

10回表、メッツはイニング跨ぎで続投となったロバートソンがドジャースの攻撃を三者凡退に抑える好リリーフ。すると、その裏にマーク・キャナの代打として登場したギヨーメが一塁線を破るライトへのタイムリー二塁打を放ち、試合に終止符を打った。なんとかドジャース3連戦の被スイープを回避したメッツだが、首位ブレーブスと18.5ゲーム差、ワイルドカード圏内まで8.5ゲーム差と厳しい状況であることに変わりはない。シャーザー放出の噂も聞こえるが、トレード・デッドラインでどのように動くか注目される。

The post メッツが延長10回サヨナラ ドジャース3連戦の被スイープを回避 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.