PSVからパリ・サンジェルマン(PSG)への復帰が濃厚となっているオランダ代表MFシャビ・シモンズ(20)だが、未来はPSGにはないようだ。
バルセロナのカンテラ育ちのシャビ・シモンズは、ファーストチームに昇格する前にPSGの下部組織へと入団。才能が高く評価され、2022年1月にファーストチームへと昇格を果たした。
しかし、分厚い選手層を誇るPSGでの出番は少なく、11試合の出場に終わると、出番の少なさを考慮して契約満了で退団。2022年7月にPSVへとフリー移籍していた。
そのPSVでは才能を遺憾なく発揮。公式戦48試合で22ゴール12アシストの成績を残すと、PSGは移籍時にバイアウト条項を盛り込んでおり、PSVに400万ユーロ()、シャビ・シモンズに200万ユーロ()が支払われる形でPSGに復帰することが濃厚となった。
PSVもすでに離脱したことを発表しており、PSG復帰はほぼ確定。ただ、その未来はPSGにはないという。
フランス『レキップ』によれば、PSGに買い戻された場合でもシャビ・シモンズはPSGのトレーニングには加わらないと報道。RBライプツィヒへのレンタル移籍が濃厚だとされている。
PSGに残留する可能性は、フランス代表FWキリアン・ムバッペかブラジル代表FWネイマールが移籍した場合と考えられており、２人が残留するのであれば、出場機会を確保するためにレンタルに出ていくという。
PSGは将来的な期待を寄せているものの、PSGに残り出番がなければ成長が止まると考えているため、レンタル移籍が濃厚のようだ。
