国民民主党・伊藤孝恵参院議員登場!落ちそうで落ちない強さの理由は?子育てしながらの選挙戦を語る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

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2023年7月14日に公開された動画ではゲストに国民民主党参院議員の伊藤孝恵氏をお招きし、「落ちそうで落ちない」強さの秘訣について語っていただきました。

選挙活動は20時まで!選挙の当たり前に挑む伊藤氏の原動力とは?

【このトピックのポイント】
・「落ちそうで落ちない伊藤たかえ」の名刺にご利益はない
・「候補者の夫」Tシャツは子供たちに選挙の楽しさを伝えるためのものだった
・2022年の参院選では直前まで落選ラインで当選の準備はしておらず大変だった

伊藤氏のプロフィールは以下の通りです。

2016年の出馬は育児休業中の国政出馬ということでバッシングを受けたものの、勤務していたリクルートは「どうせ落ちるから」と快諾。

当選後は会社員と国会議員を掛け持ちしたいという伊藤氏の思いに対し、会社も前向きに検討したものの、職性などの事情から断念し、伊藤氏は任期前日に退職したとのことです。

今回は以下の質問からいくつかピックアップして伊藤氏に回答していただきました。

「落ちそうで落ちない伊藤たかえ」の強さとは?

「落ちそうで落ちない伊藤たかえ」というキャッチコピーを持つ伊藤氏。もともとは榛葉幹事長が言い出したことで、今でもTwitterやYouTubeで榛葉氏や玉木氏にいじられることがあるそうです。

その名刺は「受験や選挙にもってこい」との触れ込みですが、伊藤氏は「ご利益ないです」とはっきり否定しました。

ただ、2016年の参院選では多くの事前予測で定数4の5位と予想されていたところを4位で当選しており、「落ちそうで落ちない」を体現しているといえます。

伊藤氏「選挙ドットコムでもずっと落ちるって言ってましたもんね」

勝因について伊藤氏は「愛知の皆さんが1票という一瞬の期待を授けてくださった。それ以上でもそれ以下でもない」とコメント。

ただ、2016年の参院選では様々な後悔があったとのことです。選挙期間中は子供と会わず、ホテルに泊まって朝から晩まで街頭に立ち、悲壮感を漂わせるのが「選挙の当たり前」だったと伊藤氏。

その結果、伊藤氏は当時1歳だった次女の肺炎に気づかず、子供たちに「選挙はママを傷つける怖いもの」と思わせてしまったという思いがありました。

「これで終わったら一生後悔する」と考えた伊藤氏は2022年の参院選では「選挙をものすごく楽しくやりきろう。選挙の素晴らしさを子供たちの心に残す選挙をしよう」と決意。

SNSに投稿した「候補者の夫」Tシャツもその一環とのことです。

【関連】候補者の夫Tシャツ恥ずかしくない?と聞いたら「全然。

さらに政治家の支援は推し活、決起集会はファンミーティングと称して同級生にも楽しんでもらったそう。

冒頭でも話題になった名刺は多くの人に受け取ってもらい、ホームページの閲覧や滞在につながりました。

また、伊藤氏は選挙の当たり前を壊すために「20時には母親に戻る」ことにも取り組みました。20時に活動を終えることは選挙の非常識であり、周囲からお叱りを受けることもあったと伊藤氏。

それについて「なぜお母さんの議員が少ないのか、なぜ女性の議員が少ないのかという何百回と問われたその問いの答えが、この永田町の常識が凝縮されている選挙に詰まっている」とコメントしました。

そして自身のこの取り組みこそが、育児や介護をしながら立候補する次世代に送る選挙でもあったとのことです。

開票日当日、出口調査も選挙特番も伊藤氏を落選ラインと報じていました。伊藤氏は敗戦の弁を準備して事務所に向かいましたが、その途中で当選の知らせを受けました。

伊藤氏「うちの事務所、花束が1個もなくて大変だったんですよ。急いで1個買いに行ったっていう」

MC伊藤由佳莉「それぐらい本当に接戦だったんですね」

1回目の選挙では子供たちが選挙にネガティブなイメージを持ってしまいましたが、2回目の選挙でそれを払拭することはできたのでしょうか。

MC伊藤は、開票日に伊藤氏が親子で当落の行方を見守っていたのが印象的だったとのことです。

伊藤氏は「(娘たちが)『いっぱいお友達じゃなかった人ともお友達になれて、ママのことをいっぱいみんなニコニコ笑顔で、見てて楽しかった』って言ってくれたのが何より嬉しかったです」と笑顔で締めくくりました。

動画本編はこちら!

事前予測をひっくり返す!選挙の当たり前に挑む伊藤氏の信念とは?

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