「彼女たちの犯罪」主演・深川麻衣がOmoinotakeの主題歌を絶賛!「鳥肌が立ちました」

日本テレビ系で7月20日にスタートする連続ドラマ「彼女たちの犯罪」(木曜午後11:59=読売テレビ制作)の第1話特別上映会とトークショーが行われ、主演を務める深川麻衣と主題歌「渦幕(うずまく)」を歌うOmoinotakeが登壇した。

「彼女たちの犯罪」は、「ルパンの娘」や「忍者に結婚は難しい」など人気ドラマ原作を次々と手掛ける横関大氏の同名小説が原作だ。大手アパレル企業で広報を担当している、愛を求める日村繭美(深川)。裕福な家に嫁いだ専業主婦で、自由を求める神野由香里(前田敦子)。最近刑事課に配置されたばかりの新人刑事で、正義を求める熊沢理子(石井杏奈)。立場も異なり全く接点のなさそうな3人の女性は、葛藤を抱えながらも、それぞれの日常を暮らしていた。しかし、ある日、1人の女性の失踪事件をきっかけに、彼女たちの人生は、思いもよらない方向に進んでいく。次々と明らかになっていく3人の秘密と裏の顔、そして、ほころびていく完璧な犯罪と事件の真相とは? 3人のそれぞれに思い描く“普通の幸せ”への渇望が、彼女たちを狂わせていくスリリングサスペンスとなっている。

上映会後、「今日はお越しいただき本当にありがとうございます」という深川のあいさつに続いて、主題歌を担当したOmoinotakeがサプライズ登場。ボーカル&キーボードのレオ(藤井怜央)は「僕も初めて見させていただきたいたんですが、すごく曲に合った感じで流させていただいて、本当にうれしいです」、ベースのエモアキ(福島智朗)は「スリリングなドラマでちょっとドキドキが止まらないです。レオも言いましたが、エンディングで奇麗に使っていただいてすごくうれしかったです」、ドラムのドラゲ(冨田洋之進)は「すごく世界に引き込まれるというか、気付いたらのめり込む。見入ってしまって。ラストに自分たちの曲がかかった瞬間は、非常に感動しました」と、それぞれ主題歌起用への喜びを語った。

主題歌の「渦幕」について、深川は「鳥肌が立ちましたね。現場でも、みんなが大絶賛。菊地(健雄)監督も、今日ここに来て直接お礼を伝えたいっておっしゃっていたのですが、編集作業があって、『代わりに伝えといて』と言われたんです。ドラマの最後に流れてくることで、ドラマの世界観により引き込んでくださる本当に素晴らしい曲。チームみんなを代表して、本当にありがとうございます」と主題歌の出来栄えに現場全体で感激していることを伝えた。

「渦幕」の歌詞には、ドラマの今後の展開へのヒントが隠されているそうで、作詞を担当したエモアキは「うかつには言えないような言葉がたくさんちりばめられていまして、物語が進むにつれていろんな聞こえ方がする言葉がたくさん並んでいると思うので、それも合わせて楽しんでいただけたらと思います」とアピールした。

また、台本を初めて読んだ時の印象を尋ねられた深川は、「本当に面白くて。原作を読ませていただいた時に、ページを読む手が止まらなくて。でも、このドラマではちょっと原作と違ったスパイスというか、終わり方が織り混ぜられているので、原作を読んだ方がいらっしゃっても、2度楽しんでもらえるような内容になっていると思います」と話し、手応えをうかがわせた。

物語にはタイプの異なる3人の女性が登場するが、「それぞれ境遇は違うものの、本当に日常が地続きで続いてるような、リアルな悩みがたくさん描かれています。私が演じる繭美も仕事を一筋で頑張ってきて、でも30歳を過ぎたあたりで周りの友達がほぼみんな結婚してしまって、自分はこのままでいいのかって、ちょっと岐路で迷うっていうような役柄なんですが、そういう年代ならではの焦りとかもすごく共感できます」と、繭美の生き方に共感ポイントが多いことを明かした。

そして最後に、レオが「原作の小説も、ドラマの台本も読ませていただいたんですが、どちらも本当に面白い。一話一話進むごとにのめり込んでいく作品だと思うので、その一部に僕たちの曲がなれればいいなと思います」と観客に向け、メッセージを送った。

続いて深川も、「今日は見に来てくださり、本当にありがとうございました。もし面白いと感じていただけたら、『7月20日からこのドラマが始まるんだけど面白かったよ』と、お友達とかご家族に伝えていただけたらとてもうれしいです。早く皆さんの感想が聞きたいので楽しみにしております」と呼び掛け、イベントは幕を閉じた。

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