物価高騰などで生活に苦しむ人を支援しようと、生活協同組合から千葉県習志野市の福祉団体に7月18日、米50キロが贈られました。
米を寄贈したのは、千葉県などで活動する生活協同組合「コープみらい」です。
18日、習志野市で行われた寄贈式では、県産のコシヒカリ5キロ、10袋、合わせて50キロが習志野市社会福祉協議会に贈られました。
この取り組みはコープみらいが、コロナ禍などで生活に苦しむ人を支援しようと2022年度から始めたもので、コープみらいの熊﨑伸理事長は「困っている人を繋いでくれる協議会があってこそできる取り組み」と寄贈式で挨拶しました。
これに対し、協議会の髙橋勝会長は「生活が苦しい人たちのためにしっかり有効活用したい」と話しました。
コープみらいでは2022年度、千葉県や東京都など52団体にあわせて205トンの米を寄贈していて、習志野市内では7月から新たに子ども食堂などを運営している市民活動団体にも米の寄贈を始めています。
コープみらい 熊﨑伸 理事長
「お米を贈ることは生産者の支援にもつながるので、生産者と消費者の懸け橋として望ましい取り組みだと思う。今後も事業を順調に進めて、このような寄贈ができるような取り組みにしていきたい」