レッドソックス完封負け 吉田2安打で首位打者に肉薄 藤浪1回無失点

【レッドソックス0-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム

オールスター前から続く連敗が8まで伸びていたアスレチックスは、先発のルイス・メディーナが6回途中無失点の好投を披露すると、リリーフ陣も4投手が無失点で繋ぎ、レッドソックスを相手に完封リレー。3対0で勝利して連敗を止め、後半戦初勝利をマークした。好投のメディーナは3勝目(7敗)をマークし、5番手のトレバー・メイが7セーブ目を記録。レッドソックス先発のジョー・ジャックスは1敗目(1勝)を喫している。

アスレチックスは2回裏にライアン・ノダの11号ソロで先制に成功すると、JJ・ブレデイも6号2ランで続き3点をリード。援護をもらった先発のメディーナはコントロールが安定し、ピンチにも動じない投球でレッドソックス打線を5回2/3、被安打3、与四球1、奪三振6、失点0に封じる好投を披露すると、後を受けたリリーフ陣は無四球で被安打わずか2と反撃を許さなかった。

レッドソックスの吉田正尚は「4番・DH」でスタメン出場し、レフトへの二塁打、レフトへの二塁打、サードゴロ、センターフライで4打数2安打。トータル5安打に抑えられたレッドソックス打線の中で唯一のマルチ安打と気を吐いた。これで今季の成績は324打数103安打で打率.3179となり、402打数128安打で打率.3184の首位打者ボー・ビシェット、305打数97安打で打率.3180のヤンディ・ディアスに肉薄。メジャー1年目でのタイトル獲得をいよいよ視界に捉える大活躍を見せている。

また、アスレチックスの藤浪晋太郎は3点リードの7回表に3番手で登板し、ショートフライ、ライト前ヒット、サードゴロ、ショートゴロで1回1安打無失点で3ホールド目をマーク。気持ちのこもった投球を見せ、アウト3つはすべてストレートと力勝負でレッドソックス打線を制した。藤浪はこれで7月の防御率2.25と安定感のある投球でチームのブルペンを支え、11登板連続無四球と制球難も完全に克服。今季の防御率は8.57となっている。

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