足利銀行の支店でAEDを使った救命措置訓練「急病など不測の事態が起こった時に備える」

 多くの人が訪れる銀行で、急病など不測の事態が起こった時に対応できるよう、AEDを使った救命措置を学ぶ訓練が18日、宇都宮市内の銀行で行われました。

 AEDを使った訓練を行ったのは、足利銀行宇都宮東ローンセンターの行員ら約20人です。

 足利銀行では、宇都宮市の本店をはじめ県内の支店など48カ所にAEDを設置しています。それぞれの店舗では、新入行員などAEDの使い方を知らない行員もいるため、安心して店舗を利用してもらえるように訓練を行っています。10日には、清水和幸頭取をはじめ役員向けの訓練も行っています。

 行員たちは、北関東綜合警備保障の社員から指導を受けながら、心肺蘇生術やAEDの使い方を学びました。AEDは素早く使用することで人の命が救えると言われているため、参加した行員らは素早く正確に扱えるように、真剣な表情で操作を学んでいました。

 足利銀行では、来月(8月)までに、AEDが設置してある48カ所全てで訓練をすることにしています。

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