「知らない間に目と耳をふさがれて」政府によるメディアへの圧力の実態に迫る!『テレビ、沈黙。放送不可能。Ⅱ』8月公開

TVジャーナリズムのレジェンド田原総一朗、齢89歳が話しておかなければならない人物と語らなければならないことを、タブ ー・忖度一切無しで語り合う「田原が墓場に持っていけない話」として映像化した『放送不可能。』シリーズの第2弾となる 『テレビ、沈黙。放送不可能。II』が、8月19日より公開されることが決定。併せて、予告編がお披露目となった。

3月に公開された第1弾では、第87〜89代内閣総理大臣小泉純一郎とこれまで原発について語られてきた嘘の数々に踏み込んだ田原総一朗が第2弾のテーマとして選んだのは、政府によるメディアへの圧力の実態。政府がテレビ番組の放送内容に介入が出来るよう放送法の法解釈の変更を強要したという事実は、2023年に立憲民主党の小西洋之議員の告発により明らかになりました。本作では、ジャーナリストとしてメディアの最前線で活動してきた田原総一朗が、小西洋之議員との対談を通し、この禁断のテーマに鋭く踏み込む。

予告映像では、「私たち、知らない間に目と耳をふさがれて声を上げないようにされていたんだ」という語りと共に、安倍政権により行われた言論弾圧と、それに真っ向から異を唱えたジャーナリストたちの勇姿が2016年、当時の生々しい映像と共に映し出されている。田原総一朗をはじめ、鳥越俊太郎、岸井成格、金平茂紀といったジャーナリストたちが「安倍政権側からメディアに対する恫喝、脅し。」、「政治的公平性の判断は権力側が判断することではない」、「直ちに全テレビ局の全番組が 抗議すべき。」と声を上げているにも関わらず、肝心のテレビが沈黙している不甲斐なさに忸怩たる思いを感じている当時の田原総一朗たちの姿が映し出されている。この政府による圧力の実態に2023年3月の参議院予算委員会で鋭くメスを入 れた小西洋之議員、内部告発に踏み切った総務省の職員の想いなど、テレビでは絶対に放送不可能な圧力の真相に迫る。

『テレビ、沈黙。放送不可能。Ⅱ』
2023年8月19日(土)より、K’s cinemaほか全国順次公開
出演:田原総一朗 小西洋之
企画・プロデューサー:中谷直哉
企画・監督・編集:村田吉廣
音楽:イアン・オブライアン
配給:ナカチカピクチャーズ

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