シュトゥットガルトに不運。オーストリアキャンプが打ち切りに

写真:遠藤航や伊藤洋輝はこのキャンプから合流予定だったが…… ©Getty Images

シュトゥットガルトが、オーストリアでスタートさせたばかりのプレシーズンキャンプをわずか2日で打ち切ることになった。

7月上旬から2023-24シーズンに向けてのトレーニングをスタートさせたシュトゥットガルトは、7月17日から23日にかけての日程でオーストリアのノイキルヒェン・アム・グローズヴェンエーディガーという山間の街でトレーニングキャンプを行う予定だった。

7月17日の夕方に現地に移動し、翌18日にはトレーニングを行ったが、その後、同地区を雷雨が襲い、ピッチは水浸しの状態に。当面のトレーニングが不可能となったうえ、今後も雨予報が続き、ピッチでのトレーニングができるかどうか不透明となったため、チームはノイキルヒェンでのキャンプを早々に切り上げ、19日にシュトゥットガルトに戻ることになった。クラブのファンアドバイザーを務めるクリスティアン・シュミット氏は、チームとともにノイキルヒェンにやってきたサポーターに対応するため、20日まで現地に滞在するという。

スポーツディレクターを務めるファビアン・ヴォルゲムート氏は、チームの予定変更についてクラブ公式ウェブサイト上で次のように説明している。

「予定どおりトレーニングキャンプを終えたかったが、完璧な状態で使えるトレーニングピッチがなければ、ノイキルヒェン滞在する意味はない。そのため、早めにシュトゥットガルトに戻ることにした」

シュトゥットガルトには日本代表MF遠藤航、日本代表DF伊藤洋輝、元日本代表MF原口元気が所属している。原口はすでにチームに合流しているが、6月の日本代表の活動に参加していた遠藤と伊藤は休暇を与えられており、このノイキルヒェンでのキャンプからチームに合流する予定だった。

© 株式会社SPOTV JAPAN