無罪放免の元シティDFメンディがロリアン加入…母国で約2年ぶりのキャリア再開

[写真:Getty Images]

ロリアンは19日、元フランス代表DFバンジャマン・メンディ(29)の加入を発表した。契約期間は2025年6月30日までの2年となる。

ル・アーヴルやマルセイユで台頭したメンディは、2017年夏にモナコからマンチェスター・シティへ完全移籍。シティでは公式戦75試合に出場し、2ゴール12アシストの数字を残していた。

しかし、2021年8月にピッチ外で起きた問題によってマンチェスターでのキャリアが暗転。同選手は2020年10月から2021年8月の間に合計7件の強姦、強姦未遂容疑で起訴された。

これにより、シティから即時の出場停止処分を科され、以降は長らくピッチを離れて、自身の無罪を勝ち取るための法廷での戦いが続いた。この間にシティでは一度もプレー機会を得られず、先月末での契約満了によって退団が決定。

それでも、先週に7件すべての無罪が確定し、無罪放免となったメンディは、母国のロリアンで約2年ぶりにキャリアを再開させることになった。

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