日本で部屋を探そう!基礎知識とオススメの賃貸情報サイト8選

日本で部屋を探そう!

故郷の台湾を離れ、筆者が日本に住むことを決めたとき、はじめて直面した困難は、家を見つけることでした。

今回は、実際に日本に住んでいる筆者がオススメの部屋探しサイトを紹介! きっと自分にあった部屋が見つかるはずです。まずは日本の部屋探しのシステムを紹介しましょう。

日本の部屋探しの基本

日本では部屋を探す際、「1.不動産会社に出向いて、自分の条件を伝えて物件を探してもらう方法」と、「2.インターネットで物件を探す方法」があります。

いずれも部屋が決まったら、敷金や礼金を支払い、保証人を立てて契約を結びます。契約前に入居審査があることもあります。下の表は、日本の部屋探しや契約で使われる言葉をまとめたものです。

見てみると、部屋を借りるときは敷金や礼金、手数料などで家賃の3〜5ヶ月分の費用が発生することがわかります。

少しでも費用を安く抑えたい方や、インターネットでたくさんの部屋を見ながら比較検討したい方は、賃貸情報サイトを活用しましょう。

オススメの賃貸情報サイト8選

下は、これから紹介する8つのサイトの特徴を簡単にまとめたもの。次の章では、それぞれのサイトについて詳しく見ていきます。

1. 7カ国語のサポートが無料!オンライン契約もできるBEST-ESTATE.JP

BEST-ESTATE.JP」は、外国人専門の不動産賃貸サービス。在日外国人の方向けにポケットWi-FiやSIMカードを提供するGTN(グローバルトラストネットワークス)が運営しています。

特徴は、英語、中国語、広東語、台湾華語、韓国語、ベトナム語、ネパール語の7カ国語でのサポートが無料で受けられること。

zoom面談を予約すれば、オペレーターにオンラインで物件を紹介してもらえます。内見や契約もオンラインでできますよ。

海外にいながら部屋を探し、来日後すぐに入居も可能です!

BEST-ESTATE.JPで部屋を探す

2. 物件探しから契約まで、英・中・韓3ヶ国語でサポート!あすみらい

あすみらい」は、外国人専門で賃貸物件の紹介を行う不動産会社。英語、中国語、韓国語に対応できるスタッフが、住居探しから契約手続き、日本での銀行口座の開設まで親身になって手伝ってくれます

高級・格安含め、日本全国のさまざまな物件を紹介してもらえるのもポイント。独自の家賃保証サービスを活用すれば連帯保証人が不要です。

あすみらいで部屋を探す(問い合わせフォームに飛びます)

あすみらいについて詳しくは以下の記事をご覧ください。

3.1ヵ月から利用可能!スマホで契約できるOYO LIFE

成長率しているホテルチェーン「OYO」と「Yahoo! JAPAN」が合同で開始したサービスが「OYO LIFE」です。

特徴は、申し込みや契約をスマホひとつで完了できること。契約の翌日に入居できて、敷金や礼金、仲介手数料は不要。部屋には、家具・家電・インターネット一式もそろっています。最短1ヶ月から契約が可能で、短期滞在に活用することもできますよ。

海外にいる方はパスポートがあれば部屋の申し込みができます。日本に来た初日から鍵がもらえますよ!

OYO LIFEは、東京、横浜、湘南、高尾など、東京近郊に賃貸物件をもっています。家賃は5~10万円程度。スーツケースに荷物を詰めて、いつでも引っ越しができるような生活を体験してみたいという冒険家の方にオススメです。

OYO LIFEで部屋を探す

4.日本のドラマのような部屋も!SOCIAL APARTMENTのおしゃれな物件

綺麗な部屋に住んでみたい方や、人とのコミュニケーションを楽しみたい方にオススメなのが「SOCIAL APARTMENT」の部屋。

入居者には各自のプライベートスペースがあり、共有スペース(コーヒーバー、ビリヤードルーム、図書室、映画館など)で、他の入居者とコミュニケーションをとることもできます。

なかには、日本のドラマに出てくるような丁寧なリフォームがされている物件も。

物件があるのは東京や関西エリアの主要駅付近。東京では、若者に人気の吉祥寺、荻窪、清澄白河エリアにも物件がありますよ。

「SOCIAL APARTMENT」公式HP:https://www.social-apartment.com/

5. 外国籍でも断られにくい!留学生向けの柚子賃貸

柚子賃貸」の公式HPは、日本語、簡体字、繁体字の3言語で展開。主に中国人留学生に貸し出しているため、外国人だからといって大家さんに物件を断られることもなく、掲載されている物件のほとんどに内覧・契約が可能です。

このサイトの最大の特徴は、学区に近いマンションを探せること。学校名で検索すると付近の物件が表示されるため、留学生の部屋探しにぴったりです。

部屋はシェアタイプと1人部屋が主で、6万円未満の物件もいくつかあります。お金を貯めたい方、日本語が不安な方にもオススメ。しばしば、留学生向けに家賃割引キャンペーンを行っています。

「柚子賃貸」公式HP:https://www.youziliuxue.com/zufang/ja/index.php

6.世界中の入居者と交流しよう!OAKHOUSEのシェアハウス

OAKHOUSE」は、主にシェアハウスやアパートを提供しています。公式HPは、日本語、英語、中国語、フランス語、韓国語の5言語対応。居住者の約40%が外国籍です。部屋の管理はOAKHOUSEが行っており、なにか部屋にトラブルがあってもすぐに対応してもらえます。

シェアハウスには、共用のリビングや大きなキッチン、シャワー、トイレなどがある綺麗な物件が多く、最近では、自転車やガーデニングをテーマにした、新しい部屋も多く作られています。

自分の趣味に近い部屋を選べば、部屋が単なる休息の場としてではなく、娯楽や癒しの場にもなりそうです。

公式HPでは、同じ家に住んでいる住居者の男女比や年齢層、国籍などのデータも公開しています。入居者同士のコミュニケーションを促すためのイベントも随時開催。シェアハウスは、友人を作りたい方にもオススメですよ。

OAKHOUSEで部屋を探す

7.物件数が豊富!細かい条件でも部屋が探せるSUUMO

「SUUMO」は、日本最大級の物件掲載サイト(日本語のみ)。2F以上の部屋、築年数などさまざまな物件の情報が掲載されており、家賃の下限や上限、24時間ゴミ出し可か否かといった細かい条件で全国の物件を検索できます。

気に入った物件が見つかったら責任者に連絡して内見できます。

「SUUMO」公式HP:https://suumo.jp

8.無印良品が作る! MUJI×URのリノベーション団地

「UR都市機構」(以下、UR)は、約72万世帯の賃貸物件を貸し出しています。URで契約するメリットは、敷金や仲介手数料がなく、保証人がいらないこと。

URの物件は、郊外の静かな団地と駅周辺の高層マンションが主流です。応募条件や審査は、上記で挙げたサイトより厳しいかもしれませんが、中長期の在留資格または永住権の方で月給基準を満たしている方なら、物件に申し込むことができます。

さまざまな物件がありますがオススメは、「無印良品」とのコラボで生まれた部屋。昭和の古い団地を無印良品のインテリアを使って、新しく清潔で明るい空間にリノベーションしています。

「MUJI×UR」公式HP:https://www.muji.net/ie/mujiur/

自分にあった部屋を見つけよう!

この記事で紹介したサイトをチェックしたり、周囲の引っ越し経験者のアドバイスを聞いたりして、自分にあった部屋を見つけましょう!

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