滋賀大学とCAC、データサイエンス分野で連携・協力協定

滋賀大学とデジタルシステム構築のシーエーシー(CAC)は、データサイエンス分野で連携、協力を推進する協定を結んだ。今後、共同研究を進めるとともに、若手人材育成でもスクラムを組む。

CACによると、連携協定ではCACが進めるデータサイエンス関連の新サービスに対し、滋賀大学がこれまでの研究で得た知見を提供して支援する一方、CACが持つ感情認識AI(人工知能)などデータ採取・分析ツールを滋賀大学の課題解決型学習に役立てる。

滋賀大学は国内で初めてのデータサイエンス学部を2017年、大学院データサイエンス研究科を2019年に設置して注目を集めた。以降、データサイエンス分野の研究で日本を牽引している。

CACは1966年設立のコンピューターアプリケーションズが前身。1994年に社名をCACに改めたあと、2014年に持ち株会社制への移行で会社分割して本体がCACホールディングスに社名変更、事業子会社のCACを新設した。システム構築や運用サービス、データサイエンス関連サービスなどを事業として展開している。

参考:

【株式会社シーエーシー】CACと滋賀大学がデータサイエンス分野での連携・協力に関する協定を締結~ 共同研究や人材育成などの取り組みを促進 ~

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