モナコの南野拓実が後半からの出場で1G1A!冷静沈着なフィニッシュにも脚光「ついに本領発揮だ!」

[写真:Getty Images]

19日、モナコは親善試合でレアル・ベティスと対戦し、3-1で勝利。モナコのFW南野拓実は後半から出場すると1ゴール1アシストの活躍を見せた。

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2022-23シーズンは、シーズン終盤の不振が響きリーグ・アンで6位に終わったモナコ。チャンピオンズリーグ(CL)でも予選敗退すると、ヨーロッパリーグでも敗退。シーズン終了後にはフィリップ・クレメント監督が解任され、オーストリア人指揮官のアディ・ヒュッター氏の就任が決まった。

そのヒュッター監督はベティス戦でエースのFWウィサム・ベン・イェデルを最前線に置く【3-4-2-1】のシステムを採用。モナコは前半から何度もベティスゴールに襲い掛かるもフィニッシュが決まらず0-0で前半を折り返す。

そして、モナコはハーフタイムでGKラドスラウ・マイェッキ以外を全員入れ替えると、55分に待望の先制点が決まる。カウンターの混戦から南野が左サイドを抜け出すと、ボックス内まで侵入してから左足でグラウンダーのクロスを供給。FWケビン・フォラントがダイレクトで合わせた。

さらに、モナコは66分にフォラントの2ゴール目でリードを広げると、76分にはFWマイロン・ボアドゥのシュートのこぼれをボックス内で拾った南野が、冷静に相手DFとGKを交わしてダメ押しの3点目を流し込んだ。チームを終盤に1点返されたものの3-1で勝利を収めている。

南野の活躍には、ファンからも「かつての恩師の下で復活しつつあるな!」、「タキがついに本領発揮だ!」、「今シーズンはタキのシーズンになるだろう」と称賛の言葉が寄せられた。

フランス1年目となった昨シーズンは、リーグ・アンへの適応やサイドでの起用にも苦しみ、リーグ戦18試合の出場で1ゴールにとどまった南野。新シーズンではザルツブルク時代にも指導を受けたヒュッター監督のもとで真価を発揮できるか。

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