「イタリアは僕にとって第二の故郷」インテル加入のクアドラードが意気込み

[写真:Getty Images]

インテルに加入したコロンビア代表MFフアン・クアドラード(35)が、新天地での意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

2016年8月に加入したユベントスで主軸に定着すると、在籍8シーズンで公式戦314試合に出場して26ゴール65アシストを記録したクアドラード。昨シーズンも公式戦47試合で2ゴール4アシストの成績を残すなど健在ぶりをアピールしたが、シーズン終了後に契約満了で退団となった。

その後はメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミへの移籍が囁かれていたが、セリエAでの経験を高く評価するインテルが1年契約を提示。19日に加入が正式発表された。

クラブで加入後初のインタビューを受けたクアドラードは、イタリアへの愛着を語りつつ、自身の特徴についても説明している。

「とても幸せだ。この機会を与えてくれた神に感謝しているよ。こうしたヨーロッパ最大のチームの1つにいられることは光栄だ。本当に幸せさ」

「(インテルのレジェンドである同胞のイバン・コルドバ氏とは)とても仲が良くて、よく話をするよ。僕が彼の持つコロンビア人としての欧州リーグでの試合出場記録を破ろうとしたとき、一緒に冗談を言い合った。僕は無理だと思っていたけど、彼はできると言ってくれて励みになったよ」

「たくさんのオファーがあったのは事実だけど、イタリアは僕にとって第二の故郷なんだ。家族はこの国にとても愛着がある。そして、このクラブの歴史や素晴らしいチームのことを考えた。重要なのは僕と家族が元気であることで、故郷で暮らし続けられるチャンスがあった。間違いなく、最良の選択だ」

「(自分の特徴については)幸せであることだと思う。僕はいつも、笑顔で何事にも取り組むようにしている。そして、それをピッチ上で見せるのが好きなんだ。それが、僕のもっとも重要な特徴の一つだと思う」

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