【ツインズ０－５マリナーズ】＠Ｔ－モバイル・パーク
マリナーズはジャレッド・ケルニックが前日の試合で三振した際、怒りに任せてクーラーボックスを蹴り、左足を骨折して故障者リスト入り。暗いニュースがチームを覆うなか、先発のジョージ・カービーが７回99球を投げて被安打４、奪三振10、無四球、無失点という快投を見せ、チームを勝率５割復帰に導いた。快投のカービーは９勝目（８敗）をマーク。ツインズ先発のパブロ・ロペスは５回６安打２失点で降板し、６敗目（５勝）を喫した。
２年連続のプレーオフ進出に向けて、そろそろ上昇気流に乗っていきたいマリナーズは、初回にいきなり無死満塁のチャンスを作り、マイク・フォードが空振り三振に倒れたあと、テオスカー・ヘルナンデスのタイムリーで１点を先制。４回裏には先頭のヘルナンデスに16号ソロが飛び出し、リードを２点に広げた。先発のカービーは自慢の制球力を武器に、余計な走者を出すことなく７回４安打無失点。試合はマリナーズが２点をリードしたまま終盤を迎えた。
マリナーズは８回表を２番手のマット・ブラッシュが無失点に抑えると、８回裏にフォードの10号２ランなどでダメ押しの３点を追加。９回表をクローザーのポール・シーウォルドが無失点に抑え、３投手による完封リレーを完成させた。これで48勝48敗となり、勝率５割復帰。レンジャーズ、アストロズ、エンゼルスに次ぐア・リーグ西地区４位という立場だが、ワイルドカード圏内とは５ゲームしか離れておらず、２年連続プレーオフ進出の可能性は十分に残されている。
The post ケルニックが自滅骨折のマリナーズ カービー快投で勝率５割復帰 first appeared on MLB.JP.
