「ダムの魅力を多くの人に」4年ぶりに塩谷町の東荒川ダムで見学会

 ダムの魅力を多くの人に知ってもらう見学会が21日、塩谷町のダムで開かれました。夏休み初日とあって家族連れなどが見学に訪れました。

 国は7月21日から31日までを、森林や湖に親しむことにより、心身をリフレッシュしながら、森林やダムなどの役割について理解を深める「森と湖に親しむ旬間」と定めています。

 ダムの見学会はこの一環として、栃木県が開いているもので、初日の21日は、塩谷町の東荒川ダムで行われました。夏休みが始まったこともあり、朝早くから家族連れなどが訪れました。

 コロナ禍では、小学生だけの見学に限られていましたが、今年は4年ぶりに一般も対象とした開催になりました。

 参加者たちは、県が認定したダムの知識を持ったインフラガイドに、説明を受けながら、普段は入ることのできないゲート操作を行うダム管理所の操作室や、ダムの内部などを見学しました。ほかにも、下からダムを見上げて、大きさを実感したり、ダムの放流水による発電を学んだりしました。

 また、見学会に合わせてこの日から、栃木県誕生150年を記念した限定のダムカードが配布されました。

 ダムの見学会は、参加費は無料、事前の申し込みも不要で、今月(7月)26日と28日にも、中禅寺ダムなど県内の4カ所のダムで行われます。

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