「賭けからはじまるサヨナラの恋」で共演の山崎紘菜&筧美和子&飯島寛騎が“妄想トーク”!

U-NEXTで独占配信中のオリジナルドラマ「賭けからはじまるサヨナラの恋」の1話先行試写会&配信スタート直前舞台あいさつが行われ、主演の山崎紘菜と、共演する筧美和子、飯島寛騎が登壇した。

「賭けからはじまるサヨナラの恋」は、累計25万部を突破した、原作・ポルン氏&漫画・わたぬきめん氏の同名コミックが原作。仕事は万能だがクールな性格故に同僚から“氷鉄の女”と呼ばれているが、実は妄想好きな主人公・吉永奈央(山崎)と、社内の人気者だが優柔不断で女性からの告白が断れない“やさ男”のイケメン・里村紘一(小関裕太)が織り成す“じれキュン”ラブコメディーだ。

第1話の先行試写会が行われた後に、山崎らが登場し、舞台あいさつがスタート。役柄について聞かれた山崎は「私自身、ラブコメディーにしっかり携わったのはほぼ初めてで、不安もありましたが、本当に楽しく撮影できました。私の演じる奈央はオンとオフがはっきりしていて、2人の人物を演じているようで楽しかったですし、やりがいがありました」とコメント。

続いて、奈央の親友・山田理子を演じた筧は、「理子は怒っているシーンが多く、奈央に対してもそうですし、(小関が演じる)里村にも、飯島さん演じる高橋宗佑にもずっと怒っていて。理子は“小動物系美女”と紹介がありましたが、大型犬の勢いでずっと怒っていました(笑)。奈央のようなピュアな子が『危ない恋愛をしているのではないか』と友達として心配している気持ちはすごく分かりました。でも、理子のように友達のためになれるかと考えた時、(自分は)難しいなと思ったので、奈央への思いを貫いている理子はすごいなと思いつつ、大型犬のように演じていました」と明かし、笑いを誘った。

一方で、里村の親友・高橋宗佑役に扮(ふん)した飯島は、「僕は里村とずっと近い距離にいて彼をサポート役でしたが、(里村のことを)情けないと思ったり、それこそじれったいなと思ったりするけど、そんな里村が少しかわいく見えて、視聴者目線に近い役で。大型犬に屈せずに物を言ったりして、自分がチワワでも頑張らねばと思いながら(笑)、大人でナルシストなイケメン経営者を演じました」とユーモアあふれるコメントで、会場を沸かせた。

その後、妄想好きなヒロイン・奈央の役柄にちなみ「こんな妄想が現実にあったらいいな」ということを聞かれ、山崎が「私はネコを2匹飼っているのですが、日々(ネコと)会話ができているという妄想を繰り広げていて。本当にしゃべれたらいいなと思います。私には声が聞こえているつもりですが、ネコとの会話できるのが現実になったらすごく幸せだろうなと思います」と語ると、飯島から「じゃあ、ニャンニャンとしゃべっているの?」という質問が飛び、山崎は「しゃべっているよ。うん、分かった分かった。ね?…など会話していて。基本的に毎日『ご飯をくれ』という会話をしているのですが、最近は、冷房の調節について『暑いよ』や『少し寒いよ』などと言ってくるので、私はは『じゃあ、分かった。少し(冷房を)上げるね』と返します(笑)」と答えた。

一方、筧は「健康ですね(笑)最近、体がかわいそうで、次の日のことを考えずに、好きなだけ食べたり飲んだり、むちゃして遊んでみたりすることができなくなっているので、健康な体がほしいなという、妄想ではなく願望です(笑)」と話した。そんな中、飯島は「僕は普段から妄想をしていて、仕事でいろんな役柄を演じるので、例えばアーティストやミュージシャン、アスリートなどの動きを頭の中で妄想しながら、鏡の前でバンドマンになってみたり。めちゃめちゃ恥ずかしい話ですが(笑)、思考が現実化したら面白くないですか?」と告白。すると筧から「最近は何を妄想したの?」と聞かれ、「最近は、ワールドカップの動画を見て『自分がもしサッカー選手だったらどうなったんだろう』と、三笘(薫)選手になったつもりで妄想しました(笑)」と即答し、山崎らも爆笑。

ほかにも、「作品で“氷鉄の女”という異名の持つ奈央だが、理子と宗佑に異名を付けるとしたら?」や「最近、“じれキュン”したエピソードは?」など、作品にちなんだトークが続き、撮影現場のエピソードなども披露。現場の雰囲気や、キャストたちの中のよさが伝わる話が飛び交い、和やかなムードの中、イベントが続いた。

そして、里村役を熱演した小関からのビデオメッセージが流された。「本日はタイミングが合わず、現場に行けなくて申し訳ございません。ただ、ようやくこの作品の“じれキュン”が届けられるので、ワクワクしております」と語られ、自身の役柄について「里村は爽やかでモテモテですが、少し難がありまして、優柔不断で(女性に)告白されると断れない部分がある男の子です。里村は、見ていただくとお分かりだと思いますが、やはりじれったい。客観的な立場で考えると『ちょっと、(奈央に)好きって言っちゃいなよ、そこは手つないじゃいなよ』と思ってしまう、そんなじれったさがありました」と」と述べた。

山崎らのイメージについて「山崎さんはすごく優しくて、気さくな方です。また、面白いことが好きで、撮影中に山崎さんがミスした時や、僕がミスしてしまった時も面白いことを言って現場を包み込んでくれるんです。筧さんとは、2度目の共演ですが、今回の役柄が奈央の親友役で、説教されるシーンが多くてすごく新鮮でした。現場ではたくさん笑っていらっしゃったので、その笑顔に癒やされました」とコメント。飯島には「寛騎くんは爽やかで男らしい印象でした。撮影の最後に『ここまで仲良くなったし、せっかくなので連絡先を交換しましょう』ということになって、連絡先を交換したのですが、すでに連絡先を交換していて。以前、共通の友人を通して、手巻きずしパーティーで一緒になったことがあるんです(笑)」という裏話などを語り、会場はなごやかな空気に包まれた。

最後には、作品を楽しみにしている視聴者に対して、山崎は「奈央を演じて、一生懸命に頑張る人は、とても魅力的で、かわいくて、カッコよくて、キラキラ光っているなとあらためて気付きました。疲れた時や嫌なことがあった時に見ていただくとクスッと笑えて、恋愛に対してポジティブな考え方をもつことができる作品になったらいいなと思います。魅力的なキャラクターがたくさん出てくる作品ですので、ぜひ奈央の恋を、みんなを応援していただけたらうれしいです」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。

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