バルセロナ退団のユムティティがリール加入! 7年ぶりの母国帰還に

[写真:Getty Images]

リールは22日、バルセロナを退団した元フランス代表DFサミュエル・ユムティティ(29)の加入を発表した。背番号は「14」に決定。契約期間は2025年6月30日までの2年となる。

7年ぶりの母国帰還となったユムティティは、クラブ公式サイトを通じて新天地での意気込みを語っている。

「ここは大きな目標を持ったクラブだ。それはここ数シーズンで見てきたことだよ。最も重要なのはピッチだと思うし、自分にはどの試合にも勝ちたいというメンタリティがあるんだ。僕の願望はパフォーマンスを発揮し、試合をつなげることだ」

2016年夏にリヨンからバルセロナへ移籍したユムティティ。加入後の2シーズンは主力としてプレーし、24歳で臨んだ2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)でもフランス代表の主力として優勝するなど、順風満帆のキャリアを歩んでいた。

ところが、2018-19シーズンに左ヒザのケガで離脱を余儀なくされたことをキッカケにキャリアに陰りが。復帰後もケガを繰り返して満足にプレーできず、昨年8月にはレッチェへレンタル移籍していた。

そのレッチェでは細かな離脱はあったものの、出場した試合では優れたパフォーマンスを続け、セリエAで25試合に出場。ピッチ外でも周囲の若手の良き手本となっていた。

なお、リールではベテランDFのジョゼ・フォンテが昨季終了後に契約満了をもって退団。29歳とまだ老け込む年齢ではないものの、経験豊富なユムティティが穴を埋める形となる。

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