マンチェスター・ユナイテッドは23日、ブラジル代表DFアレックス・テレスがアル・ナスルへ移籍することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
以前より取り沙汰されていたアレックス・テレスの移籍が遂に公式発表となった。移籍市場専門サイト『トランスファーマルクト』によると、移籍金は700万ポンド(約13億円)とされている。
アレックス・テレスは1992年生まれの30歳。2020年10月にポルトからマンチェスター・ユナイテッドへ加入したものの、イングランド代表DFルーク・ショーとのポジション争いで後塵を拝し、通算出場試合数は50試合にとどまった。昨シーズンはセビージャへローンで加入し、ヨーロッパリーグのタイトル獲得に貢献するなど存在感を発揮したが、所属元へ戻った今夏アル・ナスルへの移籍が決定した。
アル・ナスルは今夏すでにRCランスからコートジボワール代表MFセコ・フォファナ、インテルからクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチを獲得しており、アレックス・テレスは補強第3号となる。マンチェスター・ユナイテッド時代のチームメイトであるクリスティアーノ・ロナウドとも再会を果たす中、新天地での活躍に注目が集まる。