ドルトムントがザビッツァー獲得でバイエルンと合意…移籍金30億円

[写真:Getty Images]

ドルトムントがバイエルンのオーストリア代表MFマルセル・ザビッツァー(29)の獲得で合意に至ったようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。

RBライプツィヒで名を上げたザビッツァーは2021年8月にバイエルンへと完全移籍。ビッグクラブへのステップアップを果たし、大きな期待が寄せられた。

しかし、バイエルンでは1シーズン半で公式戦54試合の出場に終わり2ゴール2アシストを記録。今年1月にデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの負傷もあり、中盤の補強に動いたマンチェスター・ユナイテッドへレンタル移籍を果たすと、ユナイテッドでは公式戦18試合で3ゴール1アシストを記録。まずまずの成績を残した。

ユナイテッドは完全移籍での獲得に動いたものの、移籍金の問題などもあり断念。ザビッツァーはバイエルンへと復帰し、プレシーズンを過ごしている。

しかし、そのザビッツァーには国内のライバルであるドルトムントが関心を寄せていると報道が出ていた中、両クラブは合意したとのこと。『スカイ・スポーツ』によれば、ボーナスを含めた移籍金は最大1900万ユーロ(約30億円)になるとのことで、契約期間は2027年夏までの4年間になるという。

今夏来日するバイエルンだが、ザビッツァーはメンバー入りしないと見られており、現在は軽度の負傷を抱えているという。

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