第105回全国高校野球選手権記念神奈川大会は24日、横浜スタジアムで準決勝を行い、慶応が12―1の六回コールドで東海大相模との第1シード同士の対決を制した。慶応は4大会ぶりの決勝進出。東海は、夏の大会では2016年の準々決勝・慶応戦以来のコールド負けを喫した。
慶応は初回に延末藍太(3年)が2試合連発の3ランで先制すると、三回には渡辺千之亮(同)が2ラン、四回には4連打などで一挙4得点。六回には加藤右悟(2年)にも2試合連続の2ランが飛び出し、打線が爆発した。先発の小宅雅己(同)は140キロを超える直球で押し込み、付けいる隙を与えなかった。
東海は先発子安が序盤からつかまり、打線も4安打1得点と沈黙した。
慶応は26日の決勝で、横浜―横浜商の勝者と対戦する。