越後駒ケ岳で遭難した新潟市と長岡市の男性2人、遺体で発見 登山口から2キロ離れた沢で

越後駒ケ岳の登山口近くで情報を収集する関係者=7月24日午前8時ごろ、魚沼市の駒ノ湯温泉付近

 新潟県警小出署は7月24日、新潟県魚沼市の越後駒ケ岳(2003メートル)へ登山に出かけ、遭難した新潟市西区小針南の会社員男性(48)と長岡市東川口の清掃員男性(45)を桑ノ木沢付近で発見し、死亡を確認したと発表した。

 小出署によると、2人が見つかったのは駒の湯登山口から南西に約2キロ離れた沢。2人は兄弟で、7月22日昼ごろに登山を始め、23日夕方に下山予定だった。2人が帰宅しなかったことから会社員男性の家族が届け出て、小出署などが24日朝から捜していた。

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