バイエルンGKニューベル、シュツットガルトへの1年レンタルが確実に! 昨季はコーチ批判が大騒動に

[写真:Getty Images]

バイエルンのドイツ人GKアレクサンダー・ニューベル(26)がシュツットガルトへレンタル移籍するようだ。

2015年から2020年まで在籍したシャルケでブンデスリーガを代表する若手守護神という評価を得たニューベル。しかし、2020年7月にバイエルンへステップアップして以降は、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの牙城を崩せず今日に至っている。

それでも、2021-22シーズンから2年間はモナコへとレンタル移籍し、2シーズン連続でリーグ・アン全38試合にフルタイム出場と充実の日々を過ごしていた。

ところが、今年2月にバイエルンのGKコーチを務めていたトニ・タパロビッチ氏を「彼と意思疎通が図れない」などと猛批判。タパロビッチ氏が解任されるキッカケを作り、同氏と強い信頼関係にあったノイアーがクラブへの怒りをあらわにするなど大きな騒動に発展していた。

ドイツ『キッカー』によると、バイエルンは前述の一件もあってか、ニューベルを完全移籍で放出したいと考え、リーズ・ユナイテッドとの交渉にあたっていたものの、ニューベル自身がイングランド2部リーグへの移籍を頑なに拒んだという。

そんな中で、シュツットガルトとの交渉は22日時点で難航していたようだが、23日に1年間のレンタル移籍、レンタル料80万ユーロ(約1億2000万円)、買い取りオプションなしという内容で最終合意。ニューベルはメディカルチェックに臨んだのち、正式契約を結ぶとみられている。

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