打撃好調のツインズ・キリロフとブレーブス・ライリーが週間MVP

日本時間7月25日、2023年レギュラーシーズン第17週の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはアレックス・キリロフ(ツインズ)が初受賞、ナショナル・リーグはオースティン・ライリー(ブレーブス)が自身3度目の受賞となった。ツインズからの選出は、昨年6月のバイロン・バクストン以来。一方、ライリーは2021年と2022年にも1度ずつ受賞しており、ブレーブスからの選出はショーン・マーフィー、マイケル・ハリス2世、ロナルド・アクーニャJr.に続いて4人目となった。

現在25歳のキリロフは、7試合に出場して29打数10安打、打率.345、2二塁打、1三塁打、3本塁打、10打点、出塁率.394、長打率.793、OPS1.187の好成績をマーク。23塁打はリーグトップの数字であり、10打点と6長打は1位タイ、10安打は2位タイ、長打率とOPSは4位、打率は10位にランクインした。7試合中4試合でマルチ安打を記録し、日本時間7月19日のマリナーズ戦では本塁打と三塁打を含む4打数3安打2打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献。メジャー3年目の今季は、すでに自己最多となる65試合に出場し、打率.282、8本塁打、32打点、OPS.837と自慢の強打を開花させつつある。

一方、現在26歳のライリーは、6試合に出場して25打数10安打、打率.400、1二塁打、1三塁打、6本塁打、16打点、出塁率.400、長打率1.240、OPS1.640と持ち前の長打力が爆発。球団史上10人目となる5試合連続本塁打をマークするなど、6本塁打、16打点、31塁打、8長打はリーグトップ、長打率は2位、OPSは3位、打率と10安打は6位タイにランクインした。日本時間7月17日の時点で打率.261、16本塁打、45打点、OPS.763とやや低調だったが、今季通算の打撃成績も打率.270、22本塁打、61打点、OPS.819と急上昇。なお、6試合のスパンでの16打点は、エディ・マシューズとジョー・アドコックに次ぐ球団史上3人目の快挙となっている。

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