活気あふれる夏の青海 コロナ禍乗り越え第53回おうみ祭り 民謡流し・花火・ライブなど

コロナ禍の影響で4年ぶりの実施となった大民謡流し。やぐらを囲み、幅広い世代が踊りの輪を広げた(22日)

第53回おうみ祭り(同実行委員会主催)が22、23の両日、糸魚川市須沢の青海シーサイドパークで開かれた。コロナ禍の影響で4年ぶりの実施となった大民謡流しなど多彩な催しで、青海地域の夏を盛り上げた。

初日は大民謡流し、2日目は「糸魚川大花火大会」を中心にイベントめじろ押しの2日間。飲食などさまざまな露店が並んだ会場に、家族連れや学生グループなど幅広い世代が足を運んだ。

大民謡流しは恒例の2曲、「ダンシングヒーロー」と「青海夢町音頭」に乗せて実施。日が沈んで辺りが暗くなっていく中、やぐらを囲んで踊りの輪が広がり、子どもから高齢者まで世代を超えて楽しんでいた。

◇ドームなぎさで初企画のライブ 白嶺軽音部など約10組が出演

初日はドームなぎさで初企画「たざわの輪 なぎさドームライブ」(田沢まちづくりの会たざわの輪主催)が行われた。県立糸魚川白嶺高軽音楽部内のバンドを中心に約10組が出演。若さにあふれた活気あるステージで観客を沸かせ、大きな声援が飛び交う場面も目立った。

初企画の「たざわの輪 なぎさドームライブ」。県立糸魚川白嶺高軽音楽部内のバンドを中心に約10組が出演し、若さあふれるステージで観客を沸かせた(22日)
青海シーサイドパークやその周辺で大勢が観覧した糸魚川大花火大会(23日午後7時45分ごろ)

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