高校軟式野球栃木大会決勝 「作新学院」が3年連続40度目の優勝

 高校軟式野球の栃木大会は24日、鹿沼市で決勝戦を行い全国大会の予選を兼ねる北関東大会の出場権を懸けて作新学院と佐野日大が激突しました。

 試合は序盤、両校ともに得点圏にランナーを進めますがチャンスを活かすことができません。

 しかし、0対0のまま迎えた6回ついに作新学院が均衡を破ります。3番・森田のセンター前ヒットなどで1アウト2・3塁とすると4番・水沼。レフト前へタイムリーヒットを放ち作新学院が1点を先制します。さらに作新学院はこの回相手守備の乱れなどから得点を重ね一挙4点を奪います。

 対する佐野日大は、8回のオモテ前の回からマウンドに上がっている安達が作新打線を三者連続三振に抑え守備からリズムを作ります。するとそのウラ、佐野日大は1アウト1塁2塁としバッターは3番・中澤。ライト線をやぶるタイムリーツーベースヒットで1点を返し、反撃ののろしを挙げるとなおも2アウト1塁3塁で5番・安達。ライト前へのタイムリーヒットで2点差にまで迫ります。

 そして迎えた最終回佐野日大は、2アウト満塁の大きなチャンスを迎えバッターには前の打席でタイムリーヒットを放っている3番・中澤。しかし、ここは作新学院のバッテリーに封じられゲームセット。

 作新学院が4対2で佐野日大を破り、3年連続40回目の優勝を果たしました。

 作新学院は、8月1日から群馬県前橋市で開かれる北関東大会に出場し全国大会への切符を目指します。

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