大輪のヒマワリ潮風に揺れる 上越市の五智海岸線道路沿い

今年も大輪のヒマワリが開花。鮮やかな黄色い花が潮風に揺れている(24日午前10時15分ごろ)

上越市の五智海岸線沿いの道路脇で、今年もヒマワリの花が見頃を迎えている。長雨や日照不足の影響もなく、黄色い大輪の花が潮風に揺れている。

地元住民や市民団体による五智海岸線沿いの環境美化「クリーンナップ上越in五智」の一環。海水浴シーズンなど、ごみのポイ捨てを防ごうと毎年、ヒマワリなどの花を植えている。今年は6月4日に道路沿いの約400メートルにわたって苗700株を植え、育ててきた。

参加団体の一つ、ひまわり會代表の木村良彦さんによると、今年は強い風で倒れないよう背が低い品種に変え、7月中旬頃から咲き始めたという。「コロナ禍も明けて、多くの人が海に来ると思う。花を見て癒やされ、ごみを持ち帰ることにつながってほしい」と話した。

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