「日本に住んでも良い」シティDFルベン・ディアスは日本を気に入った? チームの状態の良さを語りながらも、去り際に一言「東京は本当にキレイだ」

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

マンチェスター・シティのポルトガル代表DFルベン・ディアスが、バイエルン戦を前に記者会見に臨み、日本の印象についても語った。

2022-23シーズンは、プレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグ(CL)の3冠を達成したシティ。世界最強とも呼び声高いチームが、4年ぶりに来日した。

23日には横浜F・マリノスと対戦し、2点を先行されたが、アーリング・ハーランドの活躍もあり3-5で勝利。そして、26日には、「Audi Football Summit」としてドイツ王者のバイエルンと対戦する。

すでに来日し5日間が経過しているシティ。ディアスは、日本の印象を問われて驚きのコメントをした。

「来日してから少し街を歩いたり別のことをする時間はあるが、ボスがやはり僕たちを忙しくさせているので、そこまで観光する時間などはない」

「ただ、素晴らしい経験をしている。日本に住んでも良いなと。ここに住んでいても大丈夫だと感じている」

また、暑さについては「今日は特に暑いが大丈夫だ。なんとかコンディションを保っている。イングランドよりも暑いが、その中でも問題ない」とコメント。暑さは感じるものの、コンディションとして問題はないとしている。

今夏はチェルシーからクロアチア代表MFマテオ・コバチッチを獲得したシティ。一方で、MFイルカイ・ギュンドアンがバルセロナへと移籍した他、退団する選手の噂もあがっている。

チームの雰囲気については「今は凄く雰囲気が良い。マテオ・コバチッチも入ってきたばかりだが、非常に親しくなっている。中に入ってきて、素晴らしい印象を受けている」と新戦力の印象に言及。「色々なジョークが飛び交っているが、良い雰囲気でチームが構築されている」と、チームとしての雰囲気は良いようだ。

一方で、ポルトガル代表MFベルナルド・シウバやイングランド代表DFカイル・ウォーカーには移籍の噂が。その点については「僕たちのチームは全員が大事だ。そして、どの選手も他のクラブから欲しいと言われている。その状況に関して、チームは上手く対応していると思う」と、シティの選手は全てが欲しがられるレベルだと語り、「話すチャンスがあれば、残って欲しいと心では思っているけど、最終的に決めるのは選手だ」と、残留を望むものの、本人の決断が全てだと語った。

また「入ってくる選手がいれば去る選手もいる。これは避けられないことだ。前のシーズンも、その前のシーズンも入ってきた選手、そうでない選手がいる。残って欲しかった選手もいるが、それがサッカーであり、サッカーに限らずスポーツとはそういうものだ」と、選手の入れ替わりがあることは通常だとし、「長く残ってくれれば、慣れが出て、少しずつ良いチームになっっていく。でも、最終的に大事なことは今いる選手、残った選手を大事にして、全ての選手のためにプレーすることだ。残留するかどうかは選手が決めること。そういう状況は避けられないだろう」と、チームにいる選手で作り上げていくことが大事だと語った。

バイエルンとの対戦となるが、今夏ナポリから韓国代表DFキム・ミンジェが加入。ヨーロッパを代表するCBとして、キム・ミンジェの印象について問われると「正直、昨シーズンのセリエAはあまり見ていないので、詳しくはわからない」とした中で、「ただ、非常に良いシーズンを過ごしたし、インパクトはあった」とコメント。「チャンピオンズリーグの時の方がよく知っているが、強く、とても良い選手で、バイエルンはキム・ミンジェをよく活用すると思う」と、バイエルンの軸になっていくだろうとした。

そのルベン・ディアスは、記者会見が終わったとに自ら一言。「東京は本当にキレイだ。おめでとうと言いたい」と、東京の街の綺麗さに驚いたことを言い残して会場を後にした。

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