他党『無くなったらいい』非常に危険と泉氏警鐘

 立憲民主党の泉健太代表は日本維新の会の馬場伸幸代表が「自らの党を『第2自民党』と呼んだ」と自らの党を「第2自民党」と解していると受け取れる発言をインターネット番組で行ったことをツイッターで取り上げ「自民党にとっては最も楽な政党だ。監視も甘くなる。核共有や憲法改正が先になり、経済や生活の論戦は後回し」と指摘。

 馬場氏は番組の中で「第1自民党、第2自民党でいいんですよね。第1、第2自民党が改革合戦を行う。国家、国民のためになる事を競い合う。それが政治を良くしていく」と発言していた。そのうえで「立憲民主党いらっしゃっても、日本、何もよくなりません」などと発言していた。

 そのうえで立憲民主党は「経済・少子化対策・雇用の改善に力を尽くし、おかしな政治とは闘います」とアピールした。

 泉氏は「維新にとって第1は自民党。だから立憲民主党や他の野党を攻撃する。馬場代表は他党を『無くなったらいい』と拒絶したが、政党の上に立つ人物がこんな考えなのは非常に危険」とも警鐘を鳴らした。

 馬場氏はインターネット番組で日本共産党を「日本から無くなったらいい政党。言っていることが世の中ではありえない。空想の世界をつくることを真剣にまじめに考えている人たちだ」などと政党人として資質が問われる発言をしていた。泉氏はこの馬場氏の考え方を「非常に危険」と発信した。(編集担当:森高龍二)

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