西鉄天神大牟田線「試験場前駅」が駅名変更、24年3月「聖マリア病院前駅」へ

現在の駅

福岡県久留米市にある西鉄天神大牟田線の「試験場前駅」が2024年3月に駅名を変更し、「聖マリア病院前駅」となります。

試験場前駅は西鉄天神大牟田線の前身である九州鉄道時代の1933年に開設されました。2004年には高架駅となり、1日あたり約2,900人が利用しています(2022年度実績)。

特徴的な駅名は、当時駅前に工業試験場が存在していたことに由来しますが、試験場は筑紫野市に移転しており、駅名だけがそのまま残された形です。

新駅名に採用される「聖マリア病院」は駅から徒歩5分の場所に位置しており、地域医療支援病院・災害拠点病院・救命救急センター・周産期母子医療センターとして、津福本町を拠点に地域の医療機能を担っている公共性・公益性の高い医療機関です。久留米市を中心とした筑後・佐賀の地域医療のみならず、DMAT災害派遣や国際協力活動も行っているといいます。

このたびの駅名変更は、そんな聖マリア病院からの要望を受けたもの。西鉄は駅名改称により分かりやすさの改善ならびに利便性・サービスの向上に努めるとしています。最寄りバス停の「試験場前」についても名称の変更が予定されています。

駅名称変更後の駅(イメージ)

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