「まるで再現…」なでしこMF藤野あおば、女子W杯日本人最年少ゴール記録更新の一撃にWE公式も注目

[写真:Getty Images]

なでしこジャパンMF藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)のゴールに注目が集まっている。

【動画】再現度高し!藤野のW杯初ゴールとWEリーグでの一撃を比較

なでしこジャパンは26日、ダニーデン・スタジアムで行われたオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループCの第2節でコスタリカ女子代表と対戦。2-0で勝利を収めた。

25分に猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)の左足で先制点してから2分後、藤野は右サイド深くへ流れたボールを拾ってドリブル開始。DFを2人かわして角度のない位置から右足を振り抜き、ニアをぶち抜く弾丸シュートを突き刺した。

このゴールに素早く反応したのはWEリーグ公式X(旧ツイッター)だ。

「まるでAC長野戦の再現・・・」と紹介したのは、2022年11月26日Yogibo WEリーグ第4節で藤野が決めた先制点。こちらはワンツーからだが、同じように右ポケットの角度のない位置からニアを抜く一撃を決めていた。

ファンからも「再現性があるのがホントにすごい!!」、「そうそう、このゴールよ!」と感嘆の声が寄せられている。

なお、国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトによれば、19歳180日でのゴールは女子W杯で日本人史上最年少とのこと。10代での得点は日本人選手初となった。

W杯のメンバー選出会見では「1試合1点は取って帰りたい」と意欲を見せていた藤野。初戦はポストにも嫌われる不運もあったが、この日は豪快にネットを揺らした。グループステージ首位通過を懸けて戦う31日のスペイン女子代表戦でも2試合連続といきたいところだ。

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