【地方競馬】ライアン・クアトロ騎手に短期騎手免許を交付…「30勝を超えることが目標」

27日、地方競馬全国協会は、California Horse Racing Board(アメリカ)から免許を受けている、ライアン・クアトロ騎手に短期騎手免許を交付したことを発表した。

今回の免許交付についてクアトロ騎手は、「このような機会を与えてくださった藤田調教師に感謝しています。今回の短期免許では、前回よりも多く勝ち、ミシェル騎手が持つ短期免許騎手の最多勝記録である30勝を超えることが目標です。また、日本語ももっと学びたいです。いつも笑顔で騎乗します!」と意気込みを語った。

「日本語も学びたい」

地方競馬全国協会 斉藤理事長とライアン・クアトロ騎手(提供:NAR)

同騎手は2017年以来6年ぶり2回目の短期騎手免許取得となり、前回は2017年9月6日から12月5日まで大井競馬所属騎手として269戦29勝の成績を残し、1回の短期免許期間における勝利数歴代1位タイを記録した。(現在の勝利数1位は、2020年に267戦30勝を挙げたミカエル・ミシェル騎手)

なお、短期免許期間における同騎手の騎乗は、南関東地区(浦和、船橋、大井、川崎)のみとなる。(他地区で行われる交流競走に出走する南関東地区所属馬に騎乗する場合を除く)

●ライアン・クアトロ騎手
免許期間:7月31日(月)~10月30日(月)
所属:大井・藤田輝信厩舎

プロフィール:
1992年4月29日 フランス生まれ(31歳)
2009年にフランスで、2010年にアメリカでそれぞれ騎手免許を取得。
その後はマカオ、シンガポール、カタール、アラブ首長国連邦と拠点を移しており、現在はアメリカを中心に騎乗している。

2022年 486戦55勝(アメリカ/カナダ)
2023年 37戦1勝(アメリカ/カナダ) ※2023年成績は7月27日現在

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