FC東京復帰のFW田川亨介にハーツが関心、買取OP付きのレンタル移籍か…今夏は日本人アタッカーに興味継続

[写真:Getty Images]

ハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)が、FC東京のFW田川亨介(24)の獲得に動いているという。スコットランド『エディンバラ・イブニング・ニュース』が伝えた。

田川は2017年にサガン鳥栖でキャリアをスタート。2019年にFC東京へと完全移籍すると、2022年1月に海を渡り、サンタ・クララへと期限付き移籍していた。

最初の半年はMF守田英正(スポルティングCP)と共にプレーし、プリメイラ・リーガで12試合5ゴールを記録。2022-23シーズンは27試合に出場もわずか2ゴールに終わり、チームも2部に降格していた。

FC東京への復帰が発表されている田川だが、選手登録はまだされておらず、移籍の可能性が十分にあった中、スコットランドからの関心が寄せられている。

『エディンバラ・イブニング・ニュース』によれば、レンタル移籍のオファーを出すとのことで、買い取りオプションも付いているものになるという。

ハーツは前線の強化に動いており、現在はコスタリカ代表FWケネス・バルガス(21)の獲得で合意に至る予定。ただ、ビザの発給に時間を要する可能性が高く、田川の獲得に向けても動くとされている。なお、センターフォワードとウイングでプレーできることを魅力に感じているようだ。

ハーツには、かつてFW食野亮太郎(ガンバ大阪)が所属し、現在はヴィッセル神戸から加入したFW小田裕太郎が所属。実質的な指揮を執るスティーブ・ネイスミスTD(テクニカル・ディレクター)はサイドの選手を求めており、DF半田陸(ガンバ大阪)やMF奥抜侃志(ニュルンベルク)の獲得に関心を寄せたが、何も獲得に至っていなかった。

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