ソシエダがスパーズのレギロンに“本物の関心”示す?

[写真:Getty Images]

レアル・ソシエダが、トッテナムのスペイン代表DFセルヒオ・レギロン(26)に関心を示しているようだ。

新シーズンはラ・リーガに加え、チャンピオンズリーグ(CL)参戦となるラ・レアル。そのタフなシーズンに向け、スカッドの拡充を図るチームは、スペイン人DFアイメン・ムニョス、同DFディエゴ・リコが主戦を担う手薄な左サイドバックの補強を目指す。

今冬にはオランダ代表DFデイリー・ブリントらの獲得に動いていたが、現在はスペイン代表DFの獲得に関心を示しているようだ。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、現在クラブ間の交渉は進んでいないものの、ソシエダはレギロンに“本物の関心”を示しているという。

レギロンはレアル・マドリーのカンテラ育ち。2018年7月にファーストチームに昇格。その後、2019年7月にセビージャへレンタル移籍し、主力としてヨーロッパリーグ制覇に貢献。その後、2020年9月にトッテナムへ完全移籍していた。

トッテナムでは、ここまで公式戦67試合に出場し、2ゴール9アシストを記録。しかし、アントニオ・コンテ前監督の評価は芳しくなく、昨シーズンはアトレティコ・マドリーにレンタル移籍。その新天地では度重なる負傷やパフォーマンスの問題もあり、公式戦12試合の出場にとどまった。

現在、トッテナムのプレシーズントレーニングに参加し、直近のライオン・シティ・セーラーズ戦では上々のパフォーマンスを見せており、アンジェ・ポステコグルー監督が自身の構想に含める可能性はあるものの、クラブサイドは適切なオファーが届けば、売却を容認する構えだ。

© 株式会社シーソーゲーム