R・マドリードの新戦力、右ヒザのケガで戦線離脱へ

写真:右ヒザのケガで戦列を離れることになったギュレル ©Getty Images

フェネルバフチェから今夏、レアル・マドリードに加入したトルコ代表MFアルダ・ギュレルが、右ヒザ半月板損傷のケガを負いチームから離脱した。スペイン『マルカ』紙の電子版が伝えている。

ギュレルはレアル・マドリードのトップチームの一員としてアメリカツアーに参加していたが、スケジュールの途中で全体練習から外れ、別メニュー調整に。当初は筋肉系のコンディション不良に苦しんでいると見られていたが、検査の結果、右ヒザの内側半月板損傷と診断されたという。

この診断結果を受け、ギュレルはチームから離脱してマドリードに戻り、特別な治療を受けることになった。

現状では半月板の部分断裂が認められているそうだが、手術を受ける予定はなく、保存療法での回復を目指す予定だという。そのため、クラブ側は全治までの期限を設けず、ギュレル本人の状態を見ながら復帰を待つ予定だという。

ギュレル自身はアメリカで行われたバルセロナとの親善試合を欠場した後、自身のインスタグラムのストーリー機能を使い、スペイン語、英語、トルコ語で次のようなメッセージを発信している。

「チームメートと一緒にピッチに立ちたかったけど、リハビリに専念するためにマドリードに戻らなければならなくなった。できるだけ早く戻って来たい。みんなのサポートに感謝しているよ」

ギュレルは現在18歳ということもあり、クラブとしては即戦力ではなく将来性を期待して獲得した側面がある。そのため、今回のアメリカツアーで戦力として計算が立つかどうかを見極め、難しいと判断された場合は武者修行のために他のクラブへとレンタル移籍する考えられていた。

しかし今回のケガによって長期離脱が避けられなくなったため、ひとまずはレアル・マドリードに在籍し続け、回復を目指すことになりそうだ。

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