サリスがモナコと合意か。サウサンプトン退団へ?

写真:モナコとの合意が報じられたサリス ©Getty Images

ガーナ代表DFモハメド・サリスの獲得を巡って、モナコが所属元のサウサンプトンと合意に至った。複数メディアが伝えている。

イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、モナコはサウサンプトンが要求する2000万ポンド(約36億円)を満額支払うオファーを提出し、これが受諾された。サウサンプトンは昨シーズン降格が決定しているものの、選手の評価額を下げる対応は一切見せなかったという。

一方でファブリシオ・ロマーノ氏が更新した情報によると、移籍金は1500万ユーロ(約24億円)と報じられており、その金額に多少の開きがある。しかしいずれも交渉は合意に達したとしており、ロマーノ氏によるとすでにメディカルチェックもスケジュールされているようだ。

サリスは1999年生まれの24歳。スペインのレアル・バリャドリードでトップチームデビューを果たすと、2020年にサウサンプトンに4年契約で加入。ガーナ代表としても昨年行われたカタールワールドカップに出場し、グループステージ第2戦の韓国戦でゴールを記録している。

サウサンプトンは今夏、主力選手であるベルギー代表MFロメオ・ラヴィア、イングランド人DFティノ・リヴラメント、イングランド代表MFジェイムズ・ウォード=プラウズにそれぞれオファーが届いているものの、いずれもサウサンプトン側の要求額には届いておらず、合意には至っていない。

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