チェルシーがフランス期待の若手MF獲得へ

写真:新たにチェルシーに加わるウゴチェク ©Getty Images

フランス人MFレスリー・ウゴチュクの獲得を巡り、チェルシーは所属元のレンヌと合意に至った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

報道によると移籍金は2300万ポンド(約42億円)と見られており、ウゴチュクは加入と同時にチェルシーと提携するフランスのストラスブールへローン移籍に出される可能性もあるという。

ウゴチュクは2004年生まれの19歳。ユース時代の大半を母国フランスのレンヌで過ごすと、2021年にトップチームデビューを飾った。昨シーズンは公式戦35試合に出場するなど19歳ながらチームの中心選手として活躍した。また、U-19フランス代表としてもこれまで6試合に出場しており、将来を嘱望されている若手の一人だ。

チェルシーは今夏大幅な人員整理を敢行中。中盤からはすでにメイソン・マウント、マテオ・コヴァチッチ、ルーベン・ロフタス=チーク、エンゴロ・カンテが国内外に新天地を求めて移籍している。また、ブライトンに所属するエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得にも長期的に関心を示しており、今後も選手の入れ替わりが進んでいく可能性がある。果たしてウゴチュクは入れ替わりの激しいチーム環境の中でチャンスをつかむことができるだろうか。

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