収容中の20代男性被告が死亡・新潟刑務所

 新潟刑務所(新潟市江南区)は7月30日、収容中だった20代の男性被告が死亡したと発表した。衣服で首をつった状態で見つかり、刑務所は自殺とみている。

 新潟刑務所によると、30日午前0時前、単独室に収容中の被告が首をつっているのを職員が発見した。男性は病院に搬送されたが死亡が確認された。被告から自殺をほのめかすような言動は確認されていなかったという。新潟刑務所では約20分に1回、巡回しており、職員の勤務体制に問題はなかったとしている。

 田代憲彦所長は「被収容者が亡くなったことは誠に遺憾だ。動静視察や心情把握をさらに徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。

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