町野修斗がフル出場でドイツデビュー、後半ATに決勝ゴールアシスト! 遠藤渓太との日本人対決も実現《2.ブンデスリーガ》

[写真:Getty Images]

湘南ベルマーレから加入した日本代表FW町野修斗がドイツデビューを果たし、大きな仕事をやってのけた。

30日、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)の開幕節でブラウンシュヴァイクvsホルシュタイン・キールが行われた。

ブラウンシュヴァイクのMF遠藤渓太、キールの町野と共に先発出場。遠藤は70分で交代、町野はフル出場を果たした。

初の海外挑戦となった町野は、開幕戦で出番を得て日本人対決も実現。ただ、試合はどちらもゴールが遠く、低調な試合展開となる。

後半に入ってもゴールが動かず、キールは相手が退場したことで数的優位に立っていたものの、堅い守備を崩せないまま後半アディショナルタイムに。引き分けかと思われた中、町野が仕事をした。

92分、横パスを繋いで右サイドへ展開したキールは、ボックス手前から浮き球のパス。これをボックス内でフリーになった町野が折り返しのヘッド。これはミスとなり、上に上がってしまったが、最後はホルムベルト・フリズヨンソンがヘディングで押し込み、土壇場でキールが先制に成功。そのまま0-1で勝利した。

狙い通りではなかっただろうが、結果的に決勝ゴールをアシストした町野。上々のドイツデビュー戦となった。

その他、ニュルンベルクはアウェイでハンザ・ロストックと対戦。大宮アルディージャから完全移籍で加入したMF奥抜侃志は2列目の左で先発フル出場しドイツデビュー。シント=トロイデンからレンタル移籍で加入したFW林大地はベンチスタートとなったが、67分に途中出場しこちらもデビューを飾った。なお、試合は2-0で敗れている。

また、フォルトゥナ・デュッセルドルフは、1部から降格したヘルタ・ベルリンと対戦。移籍も噂される日本代表MF田中碧はボランチで先発フル出場。U-22日本代表DF内野貴史は85分から途中出場。チームは51分にダニエル・ギンチェクがネットを揺らし、1-0で勝利を収めた。

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