大学のリソースを集約 千葉商科大学 2025年度から1学部減

大学のリソースを集約 千葉商科大学 2025年度から1学部減

 千葉県市川市にある私立大学、千葉商科大学は8月2日、都内で記者会見し、2025年4月から1学部減らす学部再編を行うと発表しました。
 社会に役立つ実学をより学べるように重複や分散していた大学のリソースを集約するとしています。

 千葉商大は現在、商経学部やサービス創造学部など5学部7学科ありますが、2025年4月からは国際教養学部を廃止したり、政策情報学部を総合政策学部に変えたりするなどして、4学部6学科に再編します。

 学部再編に伴い、153人いる教員の43%を対象にした人事異動を行い、重複や分散していた大学の人的・物的リソースを集約させ、建学の精神である「有用の学術」社会に役立つ実学の教育を推し進める方針です。

 千葉商大を運営する千葉学園の内田茂男理事長は2日の会見で、「18歳人口が減少する中で、社会に絶対に必要な大学にならなければ生き残れない」と述べました。

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