ダイドー「日本の祭り」に直江津祇園祭を認定 上越市からは初

八坂神社本殿内で認定の証の贈呈式を実施

上越市の直江津祇園祭が、「ダイドーグループ日本の祭り2023」の一つに選ばれた。祇園祭最終日の7月29日、同市西本町4の八坂神社で「認定の証」の贈呈式が行われた。

「日本の祭り」はダイドーグループがNPO法人日本の祭りネットワークと連携して平成15年から行っている事業で、全国各地で開かれている祭から35祭を選定。地元民放テレビ局による特別番組制作などを通じて情報発信を支援する。

上越市内の祭が選ばれるのは今回が初。直江津祇園祭の歴史の長さや、御饌米奉納、祇園神輿(みこし)の川下りといった特色ある催しが評価された。

贈呈式ではダイドーグループホールディングスコーポレートコミュニケーション部の三原真紀子部長、日本の祭ネットワークの苦田秀雄副理事長らが同神社を訪れ、地元自治体の代表として中川幹太市長に「認定の証」を贈呈した。

三原部長は「伝統文化や祭をグループとして支援し、地域の元気につなげたい」とあいさつ。中川市長は「直江津の皆さんは祇園祭に力を入れている。その思いが果たされた。多くの皆さんに祭を見ていただきたい。来てもらいたい」と語った。

特別番組は9月17日午後2時から新潟総合テレビ(NST)で放送される。

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