東京・表参道に店舗開設 期間限定・無料提供 ジンの魅力発信 越後薬草

表参道にオープンしたクラフトジンスタンド。ジントニックのほか、ノンアルコールドリンクも提供している(同社提供)

越後薬草(上越市小猿屋、塚田和志社長)は7月、東京都渋谷区の表参道に同社製造のジンなどを味わえる「越後薬草蒸留所 CRAFT GIN STAND」をオープンした。9月末までは、ジントニックをはじめとしたメニューを無料で提供している(10月以降は有料)。

同社は健康食品の野草酵素を製造する過程で、発酵により生じたアルコールを使いジンを製造。2020年の発売以来、アジアや世界で権威のある品評会で金賞を受賞するなど、国内外を問わず高い評価を受けている。

今回、ジンを一般的に楽しんでほしいと、日本の発信の中心である東京、それも若者やインバウンドを視野にトレンドの中心である表参道に出店した。同社によると連日多くの利用があり、「強いお酒というイメージがあったが、飲みやすい」などの声が聞かれるという。

塚田社長は「野草を中心に80種類の原材料からなるお酒。酔うためでなく、癒やしの飲むアロマとして楽しんでほしい」と話している。

6日までは、TWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)2023で日本一に選ばれた限定品を提供するなど、今後もさまざまな取り組みを予定しているという。

同店の住所は、東京都渋谷区神宮前4―1―22、1階。営業時間は午後1時から同8時(土日曜・祝日は午前11時から午後6時)まで、月曜定休。

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